ジェローム・ゲスキエール(フランス国立ギメ東洋美術館写真コレクション責任者)とクロード・エステーブ(同コレクション学芸員)が、明治期の写真家がいかに困難を乗り越えながら当時の茶文化を写真に残したかを話します。
ジェローム・ゲスキエール
ギメ東洋美術館写真コレクション主任学芸員。
フランスのブルジュ国立芸術学校で絵画と写真を、パリ第8大学で写真を学んだ。さらに、フランス国立工芸院 (CNAM)では情報科学技術を学んだ。
1989年より、パリのギメ東洋美術館の写真コレクションを担当、これまでに出版物の編集、展覧会の開催などに携わる。
クロード・エステーブ
写真家、INALCOフランス国立東洋言語文化研究所所属。
フランス人写真家。日本のヴィジュアル・カルチャーの研究家でもあり、明治時代のアンブロタイプからゴジラのおもちゃまでを網羅している。『Les Derniers Samouraïs』、『Le Crépusculedes Geishas』をMarval出版より刊行。19世紀の日本の写真についての博士論文を書き、日本の写真コレクションを研究するため、パリのフランス国立図書館からLouis Roederer奨学金を受ける。2001年にはアーティスト・レジデンス、ヴィラ九条山に滞在し、Uchimataシリーズを撮影。最近では、大量生産されたプラスチックのオブジェを通じて、その美的な原型に注目してしる。現在パリのLangues’O (INALCO、フランス国立東洋言語文化研究所の通称)にて教鞭を執る。
[参加費]
無料
[言語]
フランス語(日本語通訳)
[ご予約用プログラム名]
ギメ東洋美術館トーク: 明治写真コレクション ̶ 茶のある暮らし