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もとはドイツ人宣教師でありながら文化人類学者として活躍したマルティン・グシンデ(1886-1969)が、南米のパタゴニア地方南部に位置するフエゴ諸島に数度にわたって長期滞在したのが1918年から24年のこと。この時彼が撮影したのが、その後絶滅した先住民族セルクナム族、ヤマナ族、アラカルフ族の肖像だ。動物の毛皮をまとい、仮面をかぶり、全身に儀式的な模様を塗りつけた姿は、強烈な印象を与えるとともに文化や文明のあり方についても示唆的であるといえよう。グシンデの写真集『Martine Gusinde: Selk’nam, Yamana< Alakaluf de Tierra del fuego』の出版に併せて企画された話題の世界巡回展の幕開けとなる本展は、建築界のノーベル賞ともいわれるプリツカー賞を受賞した坂茂氏と京都造形芸術大学が共同で手がける“紙管パビリオン”で行われる予定。

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マルティン・グシンデ[セルクナム族の通過儀礼ハインにて、道化師ウレン役]、1918-1924, ca
Martin Gusinde / Anthropos Institut / Éditions Xavier Barral

③京都市役所前広場

〒604-8571京都市中京区上本能寺前町488
地下鉄東西線「京都市役所前駅」15番出口より徒歩1分、
または京阪「三条駅」12番出口より徒歩7分

OPEN:10:00-20:00
CLOSED:無休

会場個別入場料:一般、学生(大学・高校・専門生)どちらも 500円

[関連プログラム]

4/18 14:30-16:00
5/1 ~ 10 20:00-21:00

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