ゴリラが京都にやってくる!
ゴリラ楽は、大蔵流狂言師の茂山千三郎が、ゴリラ研究の第一人者であり、京都大学総長の山極壽一の指導を仰ぎながら始めた創作狂言。狂言のルーツは「猿楽(申楽):さるがく」であり、また、安土桃山時代に活躍し、タヌキの狂言を創った「トッパ」と呼ばれる型破りの狂言師の存在など、狂言の歴史の中で「ゴリラ楽」は必ずしも突飛なものではありません。今回は、立体的に配置された大規模な4K高画質モニターにKYOTOGRAPHIE2017出展作家、イサベル・ムニョスがゴリラやチンパンジーなど霊長類の家族愛を写した作品郡「FamilyAlbum」を背景に、茂山千三郎がゴリラに扮します。両人によるゴリラや愛に関してのトークも開催。
ゴリラ楽は、大蔵流狂言師の茂山千三郎が、ゴリラ研究の第一人者であり、京都大学総長の山極壽一の指導を仰ぎながら始めた創作狂言。狂言のルーツは「猿楽(申楽):さるがく」であり、また、安土桃山時代に活躍し、タヌキの狂言を創った「トッパ」と呼ばれる型破りの狂言師の存在など、狂言の歴史の中で「ゴリラ楽」は必ずしも突飛なものではありません。今回は、立体的に配置された大規模な4K高画質モニターにKYOTOGRAPHIE2017出展作家、イサベル・ムニョスがゴリラやチンパンジーなど霊長類の家族愛を写した作品郡「FamilyAlbum」を背景に、茂山千三郎がゴリラに扮します。両人によるゴリラや愛に関してのトークも開催。
山極壽一
京都大学総長、理学博士。1978年よりアフリカ各地でゴリラの野外研究に従事。日本の霊長類研究の第一人者。霊長類、とくにゴリラやチンパンジーの生態や社会から、人間家族の由来や人類に特有な社会特徴の由来を探っている。主な著作に『人類進化論 霊長類学からの展開』(裳華房 2008)などがある。
茂山千三郎
大蔵流狂言師
1964年十二世茂山千五郎の三男として生まれる。
自主公演の花形狂言会やTOPPA!を主宰し、
古典狂言の魅力をアピールする。その反面、
ラジオのパーソナリティ、テレビキャスターを勤めるなど
古典の枠にとらわれない活動を展開。
新作狂言の脚本も手掛け、近年では團伊玖磨作曲のオペラ
「ちゃんちき」を演出し、UFJ信託銀行奨励賞受賞。
著書に 集英社新書「世にもおもしろい狂言」など。
公益社団法人能楽協会会員。重要無形文化財総合指定。
2015年第33回京都府文化賞功労賞受賞。
昨年2016年も、オペラ出演やデーモン小暮閣下との競演舞台など
常に挑戦を続けている。
[関連展示]
Isabel Muñoz | イサベル・ムニョス
Family Album/Love and Ecstasy
参加費
2,000円
*展覧会入場料込み
言語
日本語
ご予約用プログラム名
ゴリラ楽&山極寿一と茂山千三郎によるトーク
[共催]
株式会社 京都吉田山社中
[東アジア文化都市2017京都関連事業]