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コントラストの強い荒れた画像に写る、破天荒な若者たち……写真家を志す前はバンド活動に明け暮れていたという山谷佑介(1985、新潟県生まれ)の写真集『Tsugino yoru e』(2013年に自費出版)には、大阪でともに過ごしたパンクスやスケーターたちの日常がスナップされている。インディペンデント・キュレーターのアリスン・ブラッドリーは、ラリー・クラークからライアン・マッギンレーへと連なるアメリカのオルタナティブシーンや、東松照明や森山大道といった日本の巨匠からの影響を指摘しながら、山谷の作品には「若者ならではの新鮮さと成熟したヴィジョンとの類稀な衝突」があり、さらに「啓示的である」と絶賛している。町屋という特殊な空間での展示に初挑戦する今回の個展では、インスタレーションの要素を取り入れ、被写体となった若者たちの気配が家のところどころに感じられるような展示を目指す。

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山谷佑介[Tsugi no yoru e]、 2010 Courtesy of Yuka Tsuruno Gallery ©Yusuke Yamatani

⑧無名舎

〒604-8212 京都市中京区新町通六角下ル六角町363
地下鉄烏丸線「四条駅」22・24番出口から徒歩8分

OPEN:10:00-18:00
CLOSED:4/21(火)、28(火)

会場個別入場料:一般、学生(大学・高校・専門生)どちらも 500円

[関連プログラム]

5/5 15:30 – 16:30

mumeisha© 2014 Naoyuki Ogino